声楽家の吉成文乃と申します。自身が企画・出演します演奏会の告知をさせてください。
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ドイツの偉大な作家ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテが、晩年に残した作品「西東詩集」ー ペルシアの詩人ハーフィスに霊感を得たゲーテは、この作品の中でオリエンタリズムと西洋の精神を見事に結合させました。本詩集中最もよく知られている『ズライカの巻』には、当時ゲーテが想いを寄せていた才女マリアンネ・フォン・ヴィレマーと交わした相聞歌が数多く収められいます。秘めた恋であり互いの愛情を公にすることが出来なかった二人は、会えない代わりに手紙を重ねることで、距離を障害とせず相手への想いを強めていきました。その愛情溢れるテキストは数多くの作曲を魅了し、多くの歌曲が生まれることになるのです。
本演奏会では、それらの作品をはじめとした「西東詩集」にまつわるドイツリートを取り上げます。コロナ禍の今だからこそ、遠距離下での人の繋がりや、遠くから人を想うそのテキストに心打たれることでしょう。

【日時】
2022年9月6日(日) 開場19:00／開演19:30

【会場】
ドイツ文化会館内　OAGホール（港区赤坂7－5－56）

【出演者】
吉成 文乃（メゾソプラノ）／古野 七央佳（ピアノ）
ゲスト出演：駒田 敏章（バリトン）

【チケット】
全席自由3000円 （PassMarketにて取り扱い）
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02cye4ci7xe21.html


【曲目】
【演奏予定曲目】
F. シューベルト:《ズライカ Ⅰ 》Op.14、《ズライカ Ⅱ 》Op.31
R. シューマン:《ズライカの歌》Op.25-9、《愛の歌》Op.51-5
J. ブラームス:《便り》Op.47-1、《我が女王よ、貴女はなんと》Op.51-5、《君がほんの一瞬でも》Op.57-2
F. メンデルスゾーン:《このそよぎは》Op.57-3、《ああ、あなたの濡れた翼に》Op.34-4
H. ヴォルフ:「ゲーテ歌曲集」より《西東詩集　ズライカの書》第40～48曲目　
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